INTERVIEWたくさんの
新しい発見に
出会える。
福島 綾音AYANE FUKUSHIMA
事業開発部 エンタテインメント企画課大学院を修了後、ソフトウェア開発会社へ入社。営業事務を経験し、AI技術を活用したサービス・事業企画に従事したのち、SWCへ。プライベートでの楽しみは、読書や動画鑑賞、語学の勉強など、新しい情報や知識をインプットすること。子どものころから、既存のものを組み合わせて新しいものを考えることやつくり出すことが好き。
好きなことを
企画に生かせる環境へ。
「最新技術を使ったサービスや事業を企画したい」という思いから、新卒のときはソフトウェア開発会社に入社しました。2年目が終わるころに念願の企画部署へ異動となり、AI技術を活用した新規サービス・事業の企画に携わりました。5年目になり、企画を軸に様々な仕事を経験していくなかで「他業界のことも知りたい」と思い、転職活動をはじめました。会社選びの基準にしたのは、「企画職であること」、「新しい技術に触れられること」、そして以前から興味を持っていた「文化やエンタテインメント、メディア、アートの分野に多少なりとも関われること」でした。これら3つの基準との親和性から候補はおのずと通信業界になりました。そのなかでSWCを選んだのは基準をすべて満たしただけでなく、ソニーグループが持つ多様なアセットを活用して面白いことができるのではないか、立ち上げ期ならではの貴重な経験ができるのではないかと期待したためです。
挑戦が自信につながっていく。
入社後、最初に携わったのは「個人向けサービスの事務センター立ち上げプロジェクト」でした。通信業界のサービスや事務センターの必要性について知見がほぼない状態からのスタートだったため、まずは現状の整理からはじめました。そして、知見を持つ上司や同僚たちに進め方を相談しながら社内外との調整を進めていきました。その結果、サービスローンチに合わせて事務センターを稼働させることに成功。時間も経験も無いなかで試行錯誤を繰り返しながらのチャレンジングな仕事でしたが、やり遂げたことで大きな達成感を得ることができました。また、これまで不得意だと思い込んでいた調整や交渉ごとにも思い切って取り組んだ結果、上司に「苦手だと思わなかった、得意そうに見えたよ」と言われ、自分の新たな一面に気づけたのは大きな収穫でした。
丁寧に理解を深めて、行動する。
現在担当しているのは法人向けサービスの企画です。社内外の様々な立場の人と話してニーズを探り、ヒアリング内容をもとにチームでディスカッションをして方向性や仕様を固めていきます。そして、世の中の期待に応えられるサービスをつくるために、様々な角度から検討してブラッシュアップを繰り返します。仕事をする上で心がけているのは、「些細な違和感を見逃さないこと」と「認識を合わせること」です。例えば、会話のなかで同じ単語を使っていても、指し示す対象が各人で異なる場合があります。少しでも自分の認識との相違を感じたときには、その都度確認して解釈のズレを埋めたり、発言の意図やポイントを考察したりと、理解を深めてから行動に移すよう努めています。
その場で実物を見る以上の
体験価値を。
SWCではこれからも自分でできることを増やし、絶えず成長し続けたいと思っています。まずは現在企画している法人向けサービスを形にして、多くの人たちの期待に応えるものにしていくことが目標です。そして、いつかは自分が関心を寄せている文化やエンタテインメント、メディア、アートに関わるようなサービスをつくり上げて提供できたら、と考えています。ここ2、3年でオンラインツールの活用は飛躍的に進みましたが、エンタテインメントやアートは場所に制限されることがまだ多く、ライブ会場や美術館などの現地に足を運ばなければ体験できないコンテンツが少なくありません。「このように体験できる人や機会を狭めてしまうような制限を、通信なら変えることができるかもしれない」、「莫大な情報の送受信が可能になれば、現場同様の体験ができるだけでなく、新たな体験や価値の提供が可能になるかもしれない」など、これから実現したいことは多岐にわたりますが、あれこれと考えを巡らせながら企画することを続けていきたいと思います。
