INTERVIEW自分の想像を
超えるサービスを、
自分の手で。
島田 大志HIROSHI SHIMADA
技術開発部 建設課SIerで通信キャリアのプロジェクトや自社ローカル5Gサービスの立ち上げを経て、SWCへ。趣味は、山登りやスノーボード。ネットワークがつながれば、どこでも仕事ができることを生かして山の近くでのワーケーションを構想中。
直接、制約のない
価値を目指して。
前職ではシステムエンジニアとして、お客様先で仕事をしていました。そのなかで、自分の成果が自社の成長に直接つながっていないことを、ずっと残念に思っていたのです。その後、自社のローカル5Gサービスの立ち上げに携わることになったのですが、すべてが自前というわけではないため、どうしても世の中へ提供できるサービスレベルに制約がありました。これらの経験から、自分の成果が自社の成長に直接つながる会社。そして、自分たちでつくったサービスを持ち、その価値を柔軟に社会へ提供できる会社を求めて、転職活動をはじめました。SWCを選んだのは、この要件を満たすのはもちろん、やはり事業の立ち上げにも、サービスの立ち上げにもゼロから携われるからです。この貴重なタイミングを逃すわけにはいかないと入社を決めました。
方針や基準を試行錯誤する毎日。
いま、私が担当する仕事は2つあります。1つ目は、基地局を運用するにあたり、免許申請に関わること。2つ目は、基地局をどこに設置するか、エリア設計を行うことです。どちらも新しい業務の立ち上げのため、前例はありません。試行錯誤しながら方針や基準から自分たちで考えて進めています。例えば、基地局の設置について、通信キャリアではスマートフォンをメインに考え、持って移動しながら一定の高さでの使用を前提に考えます。しかし、SWCの個人向けローカル5Gはマンションの宅内に機器を置いて使用します。マンションは低層階から高層階まであるなかで一律の品質を保つためには、どこに基地局を設置し、どのように電波を出すのが最適なのか。調査をしながら改善を繰り返して基準をつくっているのです。このようなことが仕事の一つひとつにあり、やりがいになっています。
自分の視野が広がり、
新たな可能性に出会える。
入社前は「新規の立ち上げ」と言っても、さまざまな意思決定について、どれだけ自分の意見が採用されるのか。また、自分の責任でどこまで動けるのかが不安でした。しかし、入社して本当に自分たちでゼロからつくり上げられて、判断や決定のスピードも早いことに驚きました。自由な発想が受け入れられる社風のため、窮屈な感じもまったくありません。様々なバックグラウンドを持つ方々と共に、前向きな発想で自由に話し合いながら仕事を進められます。だから、これまで5Gの無線だけに関わってきたら最初から厳しいと決めつけてしまいそうな方法でも、有線の知識をもとに選択肢の一つとして実現を検討してみるなど、新しいものが生み出される場にもなっています。自分の視野が広がっていく感覚は、とても面白いです。
ローカル5Gで世の中を変え、
さらなる未来へ。
SWCは、ローカル5G商用免許(電気通信業務用無線局免許)での住宅向け固定インターネット接続サービスを日本で初めて※提供した会社です。そのため、私たちのサービスが社会へ与えるインパクトにより、世の中の制度に影響を与えられ、もっとローカル5Gの可能性を広げられると考えています。だから、私の直近の目標は、安定した高品質のローカル5Gの通信サービスを提供することです。そして、その先として、SWCのローカル5Gがソニーグループ全体から新しく生み出される楽しいサービスの土台となり、多くの人たちに利用されることを目指します。もし、これが実現できたら、さらにローカル5Gの先の未来の通信サービスにもソニーグループの一員として関わっていきたいと思っています。※ 当社調べ。(2021年11月29日現在)