INTERVIEW何かに
縛られことなく、
思いを叶える。
鈴木 愛斗AITO SUZUKI
システム部 BSS課新卒でSIerに入社。ネットワークやインフラのシステムエンジニアとして、5年以上にわたり従事し、SWCへ。休日は草野球を楽しむ。学生のときは野球部ではなかったが、近所の野球チームに参加したのがきっかけ。ポジションは主にセカンド。背番号は0番。
業界の慣習に感じた壁。
学生時代はアプリケーションについて学び、前職のSIerでは金融機関を担当し、ネットワークとインフラの提案から設計、構築、運用までを経験しました。しかし、任される仕事の幅が広がる一方で、もどかしさを感じるようになっていました。理由は、インフラとアプリケーションで委託先SIerが異なると、システム全体で物事を考えることが難しいという壁にぶつかっていたからです。私はインフラを軸としながらもアプリケーションも含めて、システム全体を考えられるエンジニアを目指していきたいと思っています。その思いが日に日に強くなり、転職活動をはじめました。転職先の候補として考えたのは、業界などを絞らずに事業やサービスの内容を見てワクワクすると感じた会社です。そのなかでSWCに決めたのは、サービスの立ち上げ期のため、システムの初期構築に携われるのではないか。また、将来的にローカル5Gのサービスに関わるエンジニアリングができたら面白いと思ったからです。
担当の垣根なく、遠慮なく。
SWCで最初に取り組んだのは、ローカル5Gの基地局を管理する業務システムの初期構築です。インフラ担当のエンジニアとして、入社の時点で決まっていた大まかなアーキテクチャをベースに、詳細な部分を設計しました。業務担当やアプリケーション担当のエンジニアと同じ部署のため、転職時の希望通り一緒にシステム全体を見て、目指すべきゴールを話し合いながら連携していきました。プロジェクトが進むなかで見えてきた課題もディスカッションをしながら解決していきました。その結果、無事にサービス開始に合わせて業務システムをリリースすることができました。現在は業務システムへの機能追加の検討や設計、基盤として使用しているAmazon Web Services*(以降AWS)の運用、改善などを行っています。システム部はまだ数名ということもあり、自分たちが今回つくった業務システムの中身を見ると、会社の動きそのものが見えてくるため、少し誇らしい気持ちになります。
認められるから、前に進める。
実際にSWCで仕事をするなかで驚いたのは、裁量の大きさです。前職ではシステムを部分的に変えるにしても、社内で多くの人たちに確認を取る必要がありました。このプロセスのなかで様々な意見が入り、私の意図とは異なる案になっていくこともありました。その一方でSWCはまだ組織が小さいからかもしれませんが、自分が所属する上司に確認を取れば、話を前に進めることができます。また、上司が相手をしっかりと見て、認めてくれる社風にも驚きました。ある相談をしているとき、上司から「鈴木さんのなかで比較して、良いと思ったものを推薦してくれればそれを採用するよ」と言われたからです。まだ入社して数か月のころにも関わらず、私の働き方を見て判断の仕方などを認めてくれたのだと感じ、驚いたとともに嬉しくなったのを覚えています。
全体を知ることで、
可能性はきっと広がる。
このような環境のなかで今後の目標としては、まずITの新しい技術やサービスについて理解して実際に使うことで、自分のスキルを高めていきたいです。特にAWS*の技術についてはソニーグループがこれまで蓄積してきたノウハウに触れることができるので、それを吸収しながら身につけていきたいと考えています。また、これからSWCは様々なサービスを世の中へ提供していくと思います。そのなかで、そのサービスを支えるためのシステム開発にゼロから携わることも目標です。さらに長期的な目標としては、これからもアプリケーション、ネットワーク、インフラとIT全体を考えて関わり続けることで、システムやサービスの可能性を広げていきたい。この思いを追求しながら、SWCの事業成長に貢献していきたいと考えています。*Amazon Web Services、AWS、および Powered by AWS のロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です